to many old more see lie

・『バイオハザード』(1)
 驚いたことにゾンビものとして成立している。人工知能(たぶん、こおろぎさとみ)の声が可愛かったり、ミラ・ジョヴォビッチさんが胸ペッタンコだったりと俺もお楽しみだった。ご存じT-ウィルスで人々がゾンビ化。基本的なルールをそのままに、研究施設からの脱出を目的としているので、そのへんの一山いくらのゾンビ映画よりもよほど楽しめる結果に。ケルベロスを蹴るシーンは当時CMで見てて苦笑しかできなかったけど、本編中の流れで見るとそれほど押しつけがましくない格闘シーンだったのがよかった。そうなんだよ、俺は別にすごい格闘シーンとかすごい銃撃シーンが見たいんじゃないんですよ。わかりますか、ハウスオブザデッドさん?


・『バイオハザード』(2、3)
 ここからは俺の思い描いていた通りのゾンビアクション映画に。見る必要はないが一応借りてきたので見ておく。2はジル役のシエナ・グローリィが可愛かったのでギリギリで許す。どっちかというと脚本が良かったんだが。ブルネットサイコー。しかし3の見どころはタイラントくらいしかなかった。次回作では超能力に目覚めたアリスさんが、アリス・クローンをひきつれてウェスカーをフルボッコにします。砂漠にゾンビってけっこう不思議な世界だな。



・『28日後…』
 二度目の鑑賞ともなると、中盤の観光ムードはだるくて仕方がない。ないんだが、とにかく序盤と終盤がサイコー! 序盤は夜明けに通行止めて撮影したそうで。誰もいないロンドン?でハロー! んで終盤はジムがケモノガリを始めて吹く。でも本作でのゾンビは舞台装置レベルで、基本は人間対人間の形。まあ家の小さいテレビで見るものじゃないな。劇場向けの一本。


・『ランドオブザデッド』
 ゾンビが大量発生した世の中のわりには、人間の住む地域が確立されている世界。そこで傭兵になってゾンビ狩りをする主人公。ゾンビに芽生える知性。高層ビルの最上階に住む権力者。そして野心に燃える主人公の副官。パーツは完全に揃った。んー、ゾンビものって基本は『バイオハザード』の流れで作るのが正しいというか、おそらくオーソドックスだよね。一作目でゾンビ発生、二作目でゾンビ感染拡大、三作目でその後の世界。これはゾンビものというのが世間で認知されたから出せた作品と言っても過言ではないわけだ。だからってなにか言いたいわけでもないんだが。あ、ちなみにけっこう面白いので、暇で暇で仕方がないなら見てもいいんじゃないかくらいの一本。



ノルマ
・『ホラーエクスプレスゾンビ特急地獄行き』
たぶん近所のツタヤにないけど。